梅雨時期のカビ対策はコレ!雨の季節を乗り切ろう!
梅雨の時期になると、すっきりしない天気が続き気持ちもどんよりしてきますが、何より湿気が溜まりやすいので、カビの発生も気になりますよね。梅雨の時期には湿気対策はもちろんのこと、結露対策も大切です。
今回は、カビを気にせず快適に過ごすために、梅雨のカビ対策について解説します。
カビが発生する原因と場所
カビは、大きく分けて温度、湿度、栄養分が揃うと発生してしまいます。この3つが当てはまり、発生しやすい場所はどこなのでしょうか。
湿気や水分が溜まりやすい場所
湿気や水分が溜まりやすく、温度が高くなりやすい場所といえば浴室やキッチンが挙げられます。また、浴室やキッチンはカビの栄養になるたんぱく質や油脂が汚れとして残りやすい場所でもあるので、注意が必要です。浴室やキッチンのカビに悩まされている方も多いのではないでしょうか。
風通しの悪い場所
風通しの悪い環境は湿気を逃がしにくく水分が乾きにくいので、カビが好む環境といえます。床下などの収納庫や、換気扇や窓の小さいトイレなどもカビが発生しやすい場所なので、定期的に換気を行うようにしましょう。
カビのえさが豊富な場所
たんぱく質や油脂などの汚れが落とし切れていない場所は、カビの栄養源が豊富にあるので注意が必要です。また、食べ物自体にカビが生えてしまうこともあります。湿度や気温の高い季節は、食べ物の管理にも気を配りましょう。
カビ対策におすすめの方法
続いては、カビを発生させないための対策についてご紹介します。
除湿
浴室やキッチンなどのカビ予防には、換気が重要です。しかし梅雨の換気は、湿気を室内に入れてしまう可能性があります。そのため、除湿器やサーキュレーターを使用した除湿がポイント。浴室やキッチンは、使った後の水分をふき取ってから換気、乾燥させるなどの対策を行いましょう。
結露対策
冬に起こりやすい結露ですが、梅雨時期にも発生することをご存じでしょうか。梅雨時期の結露は内部結露と呼ばれており、空気中の水分が多いため室内の低温部分で発生します。床下や天井裏など、外気と比べて低温で乾燥しにくい場所は、結露が原因でカビを発生させやすい環境になってしまうのです。除湿剤の使用や、定期的に換気するなどして、乾燥させることを心がけましょう。
掃除を行う
カビが発生してからのカビ取りは大変です。カビを予防するためにも、こまめに掃除を行いましょう。特に浴室やキッチンなどはカビの栄養が豊富で、カビが発生しやすい場所です。汚れはその日の内にしっかり落として、なるべく水分を残さないように換気を十分にしておきましょう。
軽いカビ汚れなら、洗剤でこすると簡単に落とすことができます。見つけたらすぐに取り除くようにしましょう。
カビが良くない理由
カビが発生すると、何より不衛生で見た目が悪くなってしまいます。さらに、カビには見た目だけではなく身体や住まいへの影響があることを覚えておきましょう。
アレルギーの可能性
カビが発生して繁殖すると、カビの胞子が空気中に広がってしまいます。それを吸い込むことで、アレルギー喘息やシックハウス症候群、さらに皮膚に付着することで皮膚炎などの病気を発症する可能性があります。中毒症状が出ることもあるので、侮らないようにしましょう。
建物への被害
カビが原因で建具や床下が腐ってしまうことで建物の強度が下がり、害虫が発生しやすくなります。気付かないうちにカビの被害が進行している場合もあるので、臭いや異変に気付いたら専門機関に相談するなど、すぐに対処しましょう。
まとめ:カビ対策をして梅雨時期も健康に過ごそう!
- ・温度、湿度、栄養分がカビの発生につながる
- ・カビ予防は乾燥させることが大切!
- ・身体や住まいに被害が出る可能性がある
雨の日が続き、気分も落ち込みがちな梅雨の季節。カビが発生するとさらに気持ちも落ち込んでしまいますよね。予防をしっかりと行い、カビの発生を防ぎましょう!
