設備別に比較する

ガス給湯器とエコキュート(CO2ヒートポンプ給湯器)の比較 経済性

家庭の光熱費の中で、給湯は約3分の1を占める分野ですから、経済性は重要になります。その際、ランニングコスト(月々支払う光熱費)とイニシャルコスト(機器価格)をトータルで考えることが重要になります。

ランニングコストは電気がお得

エコキュートは、割安に設定されている深夜電力を使用しますので、ランニングコストはガスに比べて割安です。一方、エコジョーズも、従来型の給湯器に比べ、ガスの消費量が13%削減されていますので、ガス代が安くなっています。さらに、エコジョーズには、割引料金が設定されています。

イニシャルコストはエコジョーズの方が割安

機器代の目安は、エコジョーズ(24号フルオートタイプ)が約40~50万円に対し、エコキュートが約80~90万円(460L、フルオートタイプ)です。エコキュートの方が40万円程度高い傾向があります。

エコキュートの価格は、メーカーカタログより。

ガス

給湯機本体価格 約40万円
エコジョーズ

(給湯専用熱源機、フルオートタイプ、24号)
メーカー希望小売価格 ¥386,000円(税別)

リモコン代、工事費は含みません

リンナイ製 RUF-E2405AW(A)

電気

給湯機本体価格 約80万円
エコキュート

(フルオートタイプ、タンク容量460L)
メーカー希望小売価格 ¥830,000円(税別)

リモコン代、工事費は含みません

A社製

経済性はトータル比較が重要

オール電化のパンフレット等では、「ランニングコストの低減」が説明されていますが、経済性を考える場合、イニシャルコストの差をランニングコストの差で回収できるかが重要となります。その際、ランニングコストの差は、各ご家庭のお湯の使用量により異なってきます。また、比較の際には、エコジョーズをベースに、従来機器に比べて13%少ないガス消費量や、エコジョーズ向けの割引料金(2%割引)も考慮して比較する必要があります(電力会社のパンフレットの比較では、こうした点が考慮されていない場合があります)。 具体的な経済性については、長野都市ガスまでお気軽にお問い合わせください。