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変なにおいに要注意!エアコンにカビが生えたときの対処法はこれ!

久しぶりにエアコンをつけると、何だか変なにおいがしたり、臭いと感じたりしたことはありませんか?

エアコンから変なにおいがしたら、それはエアコンにカビが生えている要注意のサインかもしれません。

今回は、エアコンにカビが生えてしまったときの対処法についてご紹介します。

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エアコンにカビが生える原因

カビが発生する原因には、大きく分けて温度、湿度、栄養分の3つが関係しています。

例えば、エアコンをよく使う真夏になると、冷房運転したエアコン内には結露が発生します。

使用頻度の高い時期は、エアコン内部はなかなか乾燥した状態にならず、カビの好む高温多湿の状態になりやすいのです。また、空気中のホコリや汚れなどを栄養源にしてカビはどんどん増えてしまいます。

エアコンのカビが原因で起こる病気

カビが生えたエアコンをそのまま使用すると、知らないうちにエアコン内部に生えたカビの胞子をまき散らすことになります。カビの胞子を吸い込んでしまうと、喘息や肺炎、アレルギー性の鼻炎や皮膚炎などを引き起こす可能性があります。

特に、お年寄りや小さい子どものいるご家庭では、咳から始まり、病気の発症率が高くなってしまいます。病気を引き起こさないためにも、エアコンは常にきれいな状態にしておきたましょう。

エアコンのカビの掃除方法

エアコンの掃除をするといっても、どのように掃除すればいいのかわからない方が多いのではないでしょうか?その方法についてご紹介します。

自分で掃除する方法

まずは、自分で掃除する方法です。もし自分で掃除できそうなら、それに越したことはないですよね。ただし、本格的に暑い季節が来る前に掃除を済ませておくのがおすすめです。では、必要な道具と手順をご紹介しましょう。

  • ・エアコン内部クリーナー(汚れ落とし)
  • ・100均などのスプレーボトル(クリーナーの洗い流しが必要な場合)
  • ・歯ブラシ
  • ・柄付きブラシ
  • ・雑巾
  • ・養生テープ
  • ・ゴミ袋

  1. 1. エアコンの周りの壁や天井を養生する。(コンセント部分やエアコンの表示部分、電源部分も忘れずに)
  2. 2. エアコンのフィルターを外して、歯ブラシなどで水洗いする。(洗う前に掃除機などでホコリを吸い取っておくのがおすすめ)洗ったらしっかり乾かしましょう。
  3. 3. フィルターを外した後のエアコン内部のホコリを掃除する。ハンディ掃除機があると便利ですが、固く絞った雑巾などでホコリや汚れを取りましょう。隙間はできる範囲でOK。柄付きブラシやスポンジを使うと便利です。
  4. 4. 熱交換器をクリーナーで洗浄する。(万が一汚水が流れてもいいようにゴミ袋をエアコンの下に張り付けておくといいですね!)洗い流す必要のあるクリーナーを使った場合は、スプレーボトルに水を入れて霧吹きで洗い流します。
  5. 5. 内部の水分を拭き上げてフィルターをセットした後、3時間ほど送風運転で乾燥させて完了です。

業者にお願いする方法

汚れがひどい場合や自分で掃除するのが困難な場合は、専門業者にお願いするのも一つの方法です。相場は1万円前後からですが、エアコンの種類や掃除の内容によって変動します。いろいろな業者があり、掃除方法も様々なのでご自身で比較してみてくださいね。

エアコンのカビを予防しよう

kabi-eakon02.jpgエアコンのカビは、日々の使い方によって防ぐことができます。こまめに掃除を行い、カビの発生を防ぎましょう。

定期的にフィルターを掃除

フィルター掃除は、比較的簡単に行えます。1か月に1回程度はフィルターのホコリや汚れを取っておきましょう。

送風運転する

冷房や除湿機能を使った後は、送風運転させて、エアコン内部を乾燥させると湿度が下がり、カビの発生を抑えることができます。30分~1時間程度、送風運転させるのがおすすめです。

室内の温度を下げる

エアコン内部だけではなく、部屋全体の空気を入れ替えることで、カビの発生を抑えることもできます。適度に換気を行い、お部屋の環境も整えましょう。

まとめ:掃除と予防でエアコンカビを防ぎましょう!

エアコンは、今や日常になくてはならないものです。カビを発生させないようにするためにも、使い方を工夫し、定期的な掃除を心がけましょう!

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