【夏の大敵お肌の日焼け】皮むけがかゆいときの対処法とは!?
日差しが強くなってくる季節、「気づいたら日焼けしていた」なんてこともありますよね。日焼けによる皮むけや、かゆみが出てしまった場合、どのように対処していますか?日焼けにはアフターケアがとても大切です。
今回は、日焼けによる皮むけがかゆくなってしまったときの対処法とそのポイントについて解説します。
日焼けすると皮がむけるのはなぜ?
皮膚は3層構造になっていて、皮膚の一番表面にあるのが表皮細胞といわれるものです。皮膚は常に新しい細胞が作られ、古くなった表皮細胞は新しい表皮細胞によって押し上げられ、角質などとなって自然と剥がれ落ちる「ターンオーバー」と呼ばれる働きを1か月ほどかけて繰り返しています。
日焼けをすると、その表面にある表皮細胞がダメージを受けます。ダメージを受け続けた表皮細胞はやがて死んでしまい、死んでしまった表皮細胞を取り除くために皮がむけるのです。
かゆみが出る原因は?
日焼けをした肌は火傷をした状態と同じく、皮膚が炎症を起こしている状態です。皮膚の炎症は紫外線を長時間浴び、皮膚の表面の水分や油分が奪われて乾燥することによって起こります。
皮膚がダメージを受けると、異常を感じた脳がかゆみを感じる指令を出します。かくことによって皮膚が更にダメージを受け、かゆみの連鎖が起こってしまうので注意が必要です。
日焼けしたときのケアのポイント
日焼けをしてしまったら、皮膚のダメージを広げないために早めのケアが大切です。ケアを怠ると傷になったり、跡が残ったり、治りが遅くなったりするので、必ずアフターケアするようにしましょう。海に行ったりバーベキューをしたりと、日焼けをしそうな予定がある場合は、予めアフターケア用のグッズを持参しておくといいですね。
冷やす
日焼けは火傷したのと同じような状態になっています。まずは冷やして炎症を抑えてあげましょう。日焼けに気付いたらできるだけ早く患部を冷やしてあげるのが大切です。日焼けの範囲が狭い場合は、ぬれタオルや保冷剤、日焼け用の冷却ジェルなどを使って冷やしましょう。
日焼けの範囲が広い場合は、冷水のシャワーを浴びるなどしてあげるといいでしょう。ひりひり感や、触ったときのほてりがとれるまで十分に冷やすようにしましょう。
かいたり皮をむやみに剥がしたりしない
かゆみを感じたりや皮のめくれを見つけても、かいたり皮を剥がしたりはしないようにしましょう。日焼けによる皮膚のダメージを広げてしまうだけでなく、無理やり剥がされたあとの皮膚はまだ弱く、より紫外線の影響を受けやすくなり、新しく作られた表皮細胞まで傷つけてしまう可能性があります。ターンオーバーがうまくいかず、シミの原因にもなるので注意しましょう。
保湿を行う
日焼けした肌は、とても乾燥しています。ほてりが取れたら、しっかりと保湿してあげましょう。保湿することで日焼け跡をきれいに早く治すことにつながります。クールダウン用のスキンケア用品や化粧水などを冷やして使うと、炎症を抑える効果と保湿が同時にできて便利です。
また、肌表面だけではなく、身体も水分不足になっている可能性があります。日焼けしそうな日や、日焼け後は普段よりしっかり水分補給するように心がけましょう。
ひどい場合は皮膚科へ
日焼けした箇所の赤みが取れない、痛みがひどい、水膨れができているなどの症状がある場合は、迷わず皮膚科を受診するようにしましょう。また、日焼けによる頭痛や吐き気を感じた場合も医療機関を受診することをおすすめします。
まとめ:日焼けしたときはしっかりアフターケアを!
アウトドアやレジャーなど、暑い季節の楽しみには日焼けがつきものです。事前の日焼け対策ももちろん大切ですが、日焼けしたあとのアフターケアもしっかりして、夏を満喫しましょう!
