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暖房の設定温度は何℃が適切?赤ちゃんの体調を考えた室温を!

朝夕の気温が随分と下がってきて、そろそろ暖房の準備をされている方も多いかもしれませんが、暖房の温度は何℃に設定するのが良いのでしょうか。特に赤ちゃんや小さなお子さんのいるご家庭では、体調を考えた設定温度にしたいですよね。

ここでは、赤ちゃんの体調に合わせた暖房の設定温度について詳しく解説していきます。

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暖房の設定温度は何℃が適温?

暖房の設定温度は何℃が適温なのでしょうか。冷房と同じように、暖房にも設定温度の目安があります。まずは一般的な目安についてみていきましょう。

20℃~23℃

暖房の設定温度は20℃~23℃が適温といわれています。

夏場のクールビズならぬ「ウォームビズ」が環境省で推進されているため、20℃を目安と覚えておくといいでしょう。

参考:平成29年度「ウォームビズ」について

https://www.env.go.jp/press/104681.html

湿度は40%~60%

暖房を使う場合に気を付けたいのが、湿度の設定です。エアコンをつけた状態が続くと、湿度が低下しやすくなってしまうため、40%~60%を維持しましょう。

40%~60%を下回ると、冬場に心配な風邪などのウィルスの働きが盛んになり、70%を超えるとダニやカビが増える原因になります。

新生児は高めに設定しておく

新生児は自分で体温調節ができないため、高めの設定が良いでしょう。新生児や赤ちゃんのいる室内は、赤ちゃんの寝ている高さがどの辺りなのかを考え、室温を設定するといいですね。

他の暖房器具と併用する

部屋の暖まり方にムラがあると感じたら、暖房器具を併用するのがおすすめです。サーキュレーターで空気を循環させると、部屋全体が温まりやすくなります。また、足元が冷えていると感じた場合は、ホットカーペットを併用するのも良いでしょう。

赤ちゃんに合わせた暖め方

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赤ちゃんのいる室内を暖める場合に、注意したいポイントを解説します。

低温やけどに注意!

ご家庭でホットカーペットや湯たんぽ、電気毛布などの直接肌に触れる暖房器具を使う場合、低温やけどの心配があります。赤ちゃんの布団を暖めるときに、湯たんぽを使うかもしれませんが、寝かせる前には外しておきましょう。

ホットカーペットや電気毛布は、低温やけどの他に脱水症状を起こす危険もあるので、直接使用するのではなく、関節的に使用するのがおすすめです。

湿度の管理

赤ちゃんは少しの湿度の変化で、喉や鼻、肌などにダメージを受けやすいです。暖房器具を使うと湿度が下がってしまうため、加湿器を使用して管理しましょう。加湿器がない場合は、対策として濡れタオルを干しておくのも効果的です。

赤ちゃんの様子を確認しよう!

赤ちゃんは環境の変化に敏感です。体調を崩さないように、赤ちゃんの様子に注意してあげましょう。

汗ばんでいないか

赤ちゃんは体温が高く、新陳代謝が活発です。大人が快適に過ごしていても、赤ちゃんは汗をかいていることも多いですよね。汗をかいた状態で放置していると、かぶれてしまったり、汗が冷えて風邪をひいてしまったりすることもあります。

汗ばんでいると感じたら、温度を少し下げるようにしましょう。

脱水症状を起こしていないか

冬場は、暖房器具の影響で乾燥しやすい時期でもあるので、こまめに水分補給をしましょう。特に赤ちゃんの場合は、気付いたら「ぐったりしていた」ということがないように、気を配ってください。

赤ちゃんが快適に過ごすには温度と湿度管理がカギ

今回は、赤ちゃんが快適に過ごすための暖房の設定温度について解説しました。

次の3点に注意しておきましょう!

  • ・冷房だけじゃない!暖房にも設定温度の目安があります!
  • ・赤ちゃん目線で室内の環境を整えよう!
  • ・脱水症状に気を付けて!

赤ちゃんは、大人よりも温度や湿度の変化に敏感です。赤ちゃんの様子をよく確認しながら、室温の設定をしてあげてくださいね。

ガスと電気の比較

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