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プロカメラマンに聞きました! 運動会で上手に子どもの写真を撮る方法

最近では春に行われることも多くなった運動会。子どもの成長を感じることができる大切なイベントとして、写真でしっかりと記録に残しておきたいものですよね。そこで、気軽なコンパクトデジタルカメラでも子どもの運動会を上手に撮るコツを、プロカメラマンの阿部宣彦さんに聞きました。

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まず大切なのはカメラ選び!

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動きの速いスポーツシーンの撮影は、被写体のブレなど失敗が多いもの。そこで、運動会の撮影のために必要なカメラの機能を3つご紹介します。
まずは「速いシャッタースピード機能」。1/500秒以上の設定があることが理想で、「スポーツモード」の機能があれば問題ありません。撮影技術が向上してくると、スローシャッターを活用してあえて被写体をブラして動きを出す撮影方法もありますが、まずはきちんと止まっている状態で撮ることが重要。そのためにも、シャッタースピードが速い機能のカメラを選びましょう。
そして、決定的瞬間を撮り逃さないよう「連写機能」があると便利です。連写で多めに撮影し、ベストショットを選びましょう。
もうひとつ重要なのが「ズーム(望遠)機能」。というのも運動会に限らず、撮影では被写体の表情が鮮明にわかることが最も大切だからです。コンパクトデジタルカメラにもズーム機能がありますが、実はズームには「光学ズーム」と「デジタルズーム」の2種類があるのをご存知でしょうか。「光学ズーム」は従来のカメラの望遠レンズと同じ仕組みで、レンズの焦点距離を変えて虫眼鏡のように被写体を拡大するズームで、「デジタルズーム」は画像の一部を切り取って引き伸ばす方法。例えばスマートフォンでズーム撮影をすると画像が荒くなる場合がありますが、これは「デジタルズーム」によるものからです。そこで、運動会の撮影では「光学ズーム」機能があるカメラを選ぶことも大切です。

ベストポジションは足を使って探そう!

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運動会で重要とされる「場所取り」ですが、そこから動かずに撮影をしているお父さんお母さんが少なくありません。しかし、それではもったいない! ベストポジションを狙うには、自分の足を使って動くことが大前提です。
そして、子どもの顔をしっかりと撮影するためには競技ごとの特徴を知って、あらかじめ顔が向く方向を予測しておくことも大切。例えば徒競走の場合、一番わかりやすいのがゴール前です。そこでカメラを構えていれば、子どもが自分に向かってくるような構図で撮影ができますし、子どもを見失うこともありません。
玉入れはカゴ越しから撮るのがポイント。カメラに向かって顔を向ける確率が高くなります。
綱引きの場合、真横からの構図も悪くはありませんが、相手チーム側から撮るのがよいでしょう。
騎馬戦のように縦横無尽に動く場合は、自分も動きながら撮影します。学校や保育園・幼稚園によっては保護者席が設けられているところもありますが、その中でも他の保護者に注意を払い、ルールを守ってベストポジションを探しましょう。

構図で大事なのは、表情をアップでおさえること

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ズーム機能でもお伝えしたように、撮影で大事なことは表情を大きくおさえることです。いらない部分は削って必要なものだけをアップにすると、写したいものがわかりやすくなります。
また、横位置で撮影をすると周りの子どもも写るので運動会の雰囲気を伝える写真が撮れ、縦位置で撮影をすれば全身を入れたり上半身に寄ったりと、より自分の子どもに限定をした構図で撮ることができます。被写体を大きく撮ることを前提に、横位置と縦位置もうまく活用しましょう。
なお、撮影ポーズは両脇を締めて両手でカメラをしっかりと抱え、ファインダーを覗くタイプのカメラであれば顔でもカメラをホールドすることが大切。ファインダーを覗かない(液晶画面を見る)タイプのカメラでも、脇を締めて手振れをしないように構えましょう。

あると便利な「脚立」と、なにより大切なのが練習!

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なくてもよいのですが、あると便利な道具が「脚立」です。他の保護者よりも高い位置から撮影ができ、視界を遮るものがないので、より撮影がしやすくなります。ただし脚立からの落下には要注意。三脚は動画を撮らない限り、特に必要はありません。

そして、なにより大切なのが事前の練習です。特に買ったばかりのカメラをいきなりぶっつけ本番で使うのはNG。最近はデジタルカメラの取扱説明書にも「大切な撮影の前には試し撮りを」と注意書きがあるほどです。近くの公園などに出かけて子どもに走ってもらったり、ブランコを漕いでいるところを撮影するなど、遊びがてら練習を積み、運動会本番では頑張る子どもとともにベストを尽くしましょう!

ご協力いただいた方

阿部 宣彦(あべ のぶひこ)さん

長野県栄村出身。都内フォトプロダクション、県内出版社を経て2013年独立。商業写真家として、web、雑誌、広告などの撮影をする。動くモノから動かないモノ、柔らかいモノから硬いモノまで何でも写すが、ストーリーのある画にこだわる。趣味は自転車と登山。

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