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カビはどうやって防ぐの?気になる原因と対策を場所別にご紹介!

青黒いカビが点々と見える浴室は、気持ちのいいものではありませんよね。カビは喘息やアレルギーの原因にも挙げられており、一定の条件が揃うと大きく成長してしまいます。

今回は、カビが繁殖する原因と対策を紹介していきます。

しっかり押さえて、発生を防ぎましょう!

カビが繁殖する原因

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カビは動物の仲間で、胞子は人の動きによって空気中を漂っています。

カビが繁殖しやすい原因は何なのでしょうか。

湿度が高い

80%以上の湿度は、カビにとって生育・繁殖しやすい快適な湿度です。

湿度80%は梅雨の時期や数日雨が続いた夏場になると、すぐに超えてしまう湿度なので、雨の日には注意しましょう。

汚れやホコリが溜まっている

カビの胞子は空気中を漂い、汚れやホコリのある場所に付着します。湿度の高い場所でも、汚れのない場所でカビは育ちません。

掃除をおこない、カビの餌となる汚れやホコリを取り除きましょう。

浴室のカビ方法

カビが生えやすい場所の代名詞ともいえる浴室。毎日水を使っている浴室では、どのようにカビを防止できるのでしょうか。

換気扇を回す

お風呂に入った後は浴室内の空気が暖かく、湿度は100%になります。まずは換気扇を回して、湿気を除きましょう。

お湯を浴室内にかける

カビは熱に弱く50度のお湯を2分ほど当てれば退治できます。お風呂場のカビは胞子からカビに成長するまで、1~2週間ほどかかるので、週に1度50度のお湯を浴室内にしっかりとかけてあげましょう。

細かいところを定期的に清掃する

カビを成長させないためには餌となる汚れを定期的に清掃することが、もっとも効果的な方法です。

シャワー機の裏やお風呂の椅子の裏側は、定期的に掃除をしていなければかなりの汚れが溜まっているはずです。

カビの栄養源となる石鹸カスや垢などを定期的に清掃することで、カビが大きく育つのを防げます。

清掃をおこなうときは、塩素系漂白剤を利用するとカビを殺せるので、洗剤や殺菌剤を使用してもいいですね。

キッチンのカビ方法

毎日使うキッチンは何かと汚れやすく、ふとした場所にカビも生えやすいので注意しましょう。

清潔に保つ

野菜の切りかすが残ったままだったり、揚げ物をした後にコンロ周りの掃除ができなかったりすると、その部分にホコリが付着して、カビの餌になります。

毎回清掃をする必要はありませんが、ある程度キッチン周りをきれいにしておくことで、カビを防止できます。

収納はこまめに空気を入れ替える

盲点になるのがあまり開けないキッチンの収納部分です。空気の出入りがほとんどない場所にホコリや汚れが溜まると、カビの繁殖源となります。

普段は使用しない収納部分も開けて、空気の入れ替えをしましょう。

布団のカビ方法

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キッチンの収納棚と同じで、用事がなければあまり開けないのが押し入れです。ふすまを開けたときにカビ臭いと、布団自体にカビが生えてしまっているかもしれません。

押し入れの空気を入れ替える

押し入れを時々開けて、空気の入れ替えをしましょう。カビの胞子をすこしでも減らせれば、カビを抑制できます。

除湿シートを入れる

除湿ができる除湿シートや除湿乾燥剤を入れておくのも効果的です。最近は活性炭を使った脱臭効果のあるものもありますよね。除湿シートを入れ、定期的に交換することで一定の効果が期待できるでしょう。

天日干しをする

布団の中に入っている綿や羽毛が、カビの繁殖場所となることもあります。押し入れの中に入れたままにせず、天日干しや陰干しをおこないましょう。毛布やブランケットなども、布団と一緒に洗濯や天日干しをおこない、清潔に保ちましょう。

湿度と汚れに注意しよう!

カビは少し気を使うだけで、簡単に予防できます。

  • ・湿度を下げる
  • ・カビの餌になる汚れやホコリをためない
  • ・空気の入れ替えをする

「気づいたら布団がカビ臭い!」「お風呂場がカビだらけ......」なんてことにならないように、上記の3点に注意しながら、カビを防ぎましょう。

ガスと電気の比較

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