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天然ガス自動車は、都市ガスとして供給されている天然ガスを燃料とする自動車です。排気の汚染物質が極めて少なく、燃費や走行性能も高水準の自動車です。Natural Gas Vehicleの頭文字をとってNGVと呼ばれることもあります。

天然ガス自動車の種類

自動車の排気ガスによる大気汚染は私たちの生活環境に深刻なダメージを与えています。NGVなら、光化学スモッグや酸性雨の原因となるNOx(窒素酸化物)やHC(炭化水素)、CO(一酸化炭素)などの排出量を、従来車にくらべて大幅に低減できます。
地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の排出量もガソリン車に比べ2割程度削減できます。
ガソリン車に近い燃焼方式であるため、騒音や振動が従来車にくらべて少なく、静かな自動車として知られています。
特にディーゼルエンジンと比べ、騒音・振動が大幅に改善されているため、深夜の作業車や住宅地への配送に利用が増えています。
日本のエネルギーは、そのほとんどを中東地域からの原油輸入に頼っています。
エネルギー消費の23%を占める運輸部門は、ガソリンや軽油など、約98%を石油に依存している状況です。
石油依存からの脱却に向けても、天然ガス自動車の選択は大きな意味を持っています。
環境にやさしい天然ガス自動車の普及をすすめるために、国や自治体等によって様々な補助金制度や税制優遇制度が設けられています。