【つけっぱなしVSこまめに消す】冷房の電気代を節約する方法とは

つけっぱなしの方が安い！？

電気なんだからこまめに消した方が節約になると考えている方もいるかと思いますが、実はつけっぱなしの方が安い場合があるんです！なぜこまめに消すよりもつけっぱなしの方が安くなるのでしょうか。

電気代一番がかかるのは初動！

冷房で一番電力を使うのが初動、つまり冷房をつけるときです。こまめに消してしまうと、冷房をつける初動の回数が増えますよね。長時間使わないなら消しておいた方が節約にはなりますが、温度調節のためにつけたり消したりを繰り返すようなら、つけっぱなしにしておいた方が電気代の節約になるのです。

電気代を節約する方法！

他にも電気代を節約する方法はいくつかあるのでご紹介していきますね。簡単にできて、暖房にも活用できることばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。

エアコンを掃除する

エアコンを使うシーズンになる前にフィルターを掃除してから使う方も多いと思いますが、シーズン中はどうしていますか？最近のエアコンは上部から空気を取り込むようになっている場合が多く、使っているとどうしてもホコリが溜まってしまいます。

空気の取り入れ口にホコリが溜まると、冷房の効きが悪くなり、電力を多く使うことになってしまいます。気がついたときに上部のホコリをとるだけでも、節電対策になりますよ！

室外機の場所に注意する

室外機は室内の熱を外に出す役割を担っています。熱は、温かい方から冷たい方へと移動する性質があるので、室外機が直射日光にさらされていたり、室外機の周りに熱がこもるような場所に置いていたりすると、熱を外に出すためにさらに多くの電力を必要とします。

置く場所を変えられない場合は、室外機の周りに日陰を作るようにしましょう。室外機の周りの温度が下がると、スムーズに熱を排出できるようになるので、それだけでも電気代の節約になりますよ！

換気してからつける

冷房をつける前に、まずは部屋の換気をしましょう。部屋に熱気がこもったままだと設定温度まで冷やすのに、時間も電力もかかってしまいます。一度換気をすることで、部屋にこもった空気が外に逃げて室内温度がさがるので、冷房の効きが変わってきますよ！

温度を上げる

設定温度を上げることも、電気料金の節約には効果的です。エアコンの種類にもよりますが、冷房なら28℃で省エネ運転になるものもあります。一度室内が冷えたら、設定温度をあげてみるのもおすすめの節約方法です。

風量を弱くする

風量を自動運転にしていると、暖かいところを感知するので、どうしても強風になってしまいます。風量を弱めておくことで、消費電力を減らせます。

風向きを上向きにする

冷たい空気は下へ下へと移動します。風向きを上向きにすることで、上から順に空気が冷えていくので部屋全体の温度がさがりやすくなります。効率よく室内の温度をさげることができるので、節約にもつながりますね。

扇風機・サーキュレーターと併用する

冷房をつけているといつの間にかその設定温度に慣れて、暑く感じてしまう場合があります。そんなときは扇風機やサーキュレーターなどで空気を動かしてあげるといいでしょう。

風によって冷えた空気が部屋全体に行きわたるので、温度を下げるよりも、「省エネ温度＋扇風機」の方が涼しく感じるものです。

冷房はちょっとした工夫で節約できる！

今回は、冷房の電気代を節約する方法について解説しました。気をつけたいポイントは下記の3点です。

• ・こまめに消すよりつけっぱなしが節約向き
• ・簡単な工夫で快適に節約しよう！
• ・扇風機やサーキュレーターと併用した方が節約につながる！

冷房は便利ですが、電気代が気になってしまいますよね。風向きや風量など、少し工夫をするだけで、電気代は節約できます。冷房を賢く使って、暑い夏を乗り切りましょう！