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ガスと電気を徹底比較

ガスコンロ VS IHクッキングヒーター

調理性

同時調理に制限があるIH

最新のIHクッキングヒーターには火力がガスコンロと同じぐらい強いという製品もあります。IHクッキングヒーターは、200Vのハイパワーで鍋底を発熱させますから、鍋全体に熱が伝わるガスコンロに比べて、少量のお湯を沸かす時間などは速くなります(但し、急激に温度が上昇するため、油を扱う場合には、発火する危険性があり、注意が必要です)。しかしそれは1つのヒーターを使った場合のことを指しており、同時に使える電力が製品にもよりますが5kW前後と制限されているため3つのヒーターを同時に使うと火力が低下します。
また、IHクッキングヒーターは製品にもよりますが、奥の小さなヒーターと魚焼きロースターが切り替え式であるため同時に使用できません。両面焼きタイプのロースターもありますが、ガスコンロのグリルの比べて焼き上がりに時間がかかります。
ガスコンロは3つのバーナーと魚焼きグリルがついているものが標準的ですが、複数のバーナー、グリルを使用して同時に調理することができるので、素早く効率的に食事の支度ができます。

IHクッキングヒーターは、最大でも5.8kWまでしか使用できません。
そのため、左右のヒーターを同時に最大火力で使おうとしても、
自動的に火力が落ちてしまいます。
※これに対してガスコンロは、全てのバーナーとグリルを、同時に最大火力で使えます。

IHクッキングヒーターを使用する場合は、鍋に注意


標準的なIHクッキングヒーターは使用できる鍋の制限があり、鉄製・ステンレス製・鉄ホーロー製の鍋は使えますが、アルミ製、ガラス製、土鍋などは使えません。また、鉄製・鉄ホーロー製であっても、底が平らで直径12~26cmのものしか使えず、12cm未満のものや、底の形状が丸い中華鍋、底に4mm以上の足やソリがついたものは使えません。IHクッキングヒーターを使用する場合には、家電メーカーや電力会社が推奨する鍋を使用するのが良いでしょう。こうした鍋は、底が厚いため重いですが、安全のためには適切な鍋を使用することが重要です。なお、オールメタル対応というIHクッキングヒーターでも出てきておりアルミ製や銅製の鍋が使えますが、鉄製の鍋などに比べて火力が10%程度低下します。また、鍋が軽かったり、食材が少ないと鍋が動く場合がありますので注意が必要です。


ガスコンロの場合は、材質を気にせず、お好きな鍋、使い慣れた鍋、ガラス鍋、土鍋など、どんな鍋でもお使い頂けます。

火力の強さとムラのない加熱が美味しさの決め手

ガスコンロの場合、炎が鍋を包み込むように加熱し、鍋全体をムラなく高温に加熱して短時間で調理するため、チャーハンならパラパラに、野菜炒めならシャキシャキに仕上げることができます。

日本の家庭料理は、和食、洋食、中華など幅が広く、調理方法も煮る、焼く、炙る、炒める、茹でるなど、多彩です。こうした幅広い調理方法に対応できるのはやはりガスコンロです。
「おふくろの味」や「おばあちゃんの秘訣」などを受け継いでいくためには、ガスコンロが適しているといえるでしょう。